石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成するOPECプラスは、生産引き上げペースの一段の加速を検討しており、5日に開かれる会合では8月分について日量41万1000バレルを超える供給拡大について協議する見通しだ。複数の参加国代表が明らかにした。

OPECプラスは今週、8月分について日量41万1000バレルの供給拡大を検討していた。5月、6月、7月分についても同規模の生産引き上げを承認してきた。

だが参加国代表の1人によれば、OPECプラスの主要8カ国は現在、日量50万バレルを超える供給拡大も検討している。また別の代表によると、日量50万バレル超の供給拡大となった場合、同220万バレルの生産回復が当初の見込みより早く9月に完了する可能性があるという。代表らは、協議が非公開だとして匿名を条件に語った。

原題:OPEC+ Considers Adding More than 411,000 Barrels on Saturday(抜粋)

(第3段落に情報を追加し、更新します)

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