今月の東京23区の消費者物価指数は、速報値で3.1%上昇しました。水道の基本料金無償化、ガソリン補助金の影響で上昇幅は4か月ぶりに縮小しました。
東京23区の6月中旬時点の消費者物価指数は、変動の大きい生鮮食品を除いた総合指数が110.3となり、去年の6月と比べて3.1%上昇しました。上昇幅は前の月より0.5ポイント減少し、4か月ぶりに縮小しました。
東京都で夏の4か月間、水道の基本料金が無償化されたことなどが要因で、水道料は34.6%減少したほか、ガソリン補助金の拡充でガソリン代は1.0%減少しました。
一方、食料費の上昇は続き、コメ類は90.6%の上昇でした。
また、▼コーヒー豆が49.8%▼チョコレートが48.2%▼おにぎりが18.1%▼携帯電話通信料が11.9%上昇しました。

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