米ウォルマートは、配送の迅速化を目指し、通常の小売店舗に似ているが、一般には公開されず配送拠点として機能する店舗「ダークストア」を試験運用している。

ウォルマートはテキサス州ダラスにダークストアを1カ所開設し、本社を置くアーカンソー州ベントンビルにも開設する計画だ。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。公に話す権限がないとして匿名で語った関係者によれば、同社はさらに拠点を増やす可能性を検討している。

消費者が即時配送に追加料金を支払う傾向が強まる中で、配送の迅速化はウォルマートの優先事項だ。アマゾン・ドット・コムなどネット大手に対抗し、ダークストアによる配送地域拡大とスピード向上を目指す。

ウォルマートの広報担当者は、同社が迅速かつスムーズな顧客体験の提供に向け、新たなツールや機能、能力の試験運用を定期的に行っていると説明した。

新たなダークストアは、消費者に人気の高い商品を取り扱い、既存店舗や大型物流施設のカバー範囲を補強する。ウォルマートは2010年代半ばからコロナ禍の時期にかけ、類似の施設を幾つか運営していたが、その後閉鎖していた。

アマゾンに対抗するため多額の資金を投じてきたオンライン事業については、今年の黒字化を見込んでいる。

原題:Walmart Tests Opening ‘Dark Stores’ to Speed Up Online Delivery(抜粋)

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