(ブルームバーグ):24日の債券相場は小幅下落が予想される。トランプ米大統領がイスラエルとイランが暫定的な停戦に合意したと発表し、リスクオン的な流れとなっている。この日行われる20年国債入札への警戒も売りにつながりそうだ。
SMBC日興証券の奥村任シニア金利ストラテジストは、中東情勢リスクが下がっており、「10年債以下はこれまでの金利低下の反動が出そうだ」と述べた。
また、米連邦準備制度理事会(FRB)のハト派傾斜は米国経済のサポートになり「日本銀行が利上げを実施しやすくなる」ことから、単純な金利低下要因にならないとみる。
20年債入札については「追加的な買い戻しや海外投資家の需要に支えられて波乱なく終える」とみており、「無難に終えると金利低下を試す場面がありそうだ」と言う。
同氏の新発10年物国債利回りの予想レンジは1.395-1.425%(23日は1.405%で終了)、先物中心限月9月物は139円10銭-139円40銭(同139円30銭)。
先物夜間取引で9月物は23日の日中取引終値比5銭安の139円25銭で終えた。23日の米10年国債利回りは前日比3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低い4.35%程度に低下した。
20年債入札
- 表面利率2.4%の20年物192回債の追加発行の見込み、発行予定額は1兆円程度
- 23日の発行日前(WI)取引は2.35%程度
- 大和証券の小野木啓子JGBデスクストラテジスト
- 20年国債利回りは2.3-2.4%水準で推移するとみて、2.35%超での落札を念頭に応札スタンスを考えたい
- 先回り買いなどにより調整が進まなければテール(落札価格の最低と平均の差)が拡大する可能性が高まる
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