(ブルームバーグ):超富裕層の一族の資産を管理するファミリーオフィスの間で、プライベートクレジットブームへの関心が高まっている。
ブラックロックが17日発表した調査によると、世界の175のファミリーオフィスのうち、半分余りがプライベートクレジットに楽観的見方を示し、約3分の1が年内に同資産への配分を増やす意向を明らかにした。この割合は全てのオルタナティブ投資の中で最大となった。
また、超富裕層はインフラ投資に一段と強気になっており、30%が同市場に今後さらに資金を投じる計画があると回答した。
調査によれば、プライベートエクイティー(PE、未公開株)は依然としてファミリーオフィスの中核的な投資先であるものの、ここ数年の精彩を欠くパフォーマンスや、投資の出口戦略の難しさ、資本利益率の低下などが投資家に打撃を与えている。その結果、富裕層は運用者の選定や手数料に見合う価値があるかを巡り、選別の目が一段と厳しくなっている。
ブラックロックの米州機関投資家向け事業責任者、アルマンド・センラ氏はインタビューで、富裕層が「プライベート市場内で分散投資を進めている」と指摘し、「かつてはPEの成長が資産配分の中心だったが、現在はプライベートクレジットへの高い関心と、インフラ投資への関心の芽生えが見られる」と述べた。
原題:BlackRock Says Super-Rich Want Private Credit as PE Returns Lag(抜粋)
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