(ブルームバーグ):10日の欧州株は上昇。ウクライナでの和平合意に向けた進展の兆しが好感されたほか、週末に予定されている米国とイランによる停戦をめぐる協議にも期待が集まっている。
ストックス欧州600指数は0.4%上昇。ウクライナのブダノフ大統領府長官は、ロシアとの和平合意に向け進展が見られているとの認識を示し、合意成立まで長くはかからないかもしれないと語った。オーストリアの銀行ライファイゼン・バンク・インターナショナル(RBI)は11%上昇。一方、防衛関連銘柄は売られた。
週間ベースのストックス600指数は3.1%上昇と、3週連続高。米国とイランの停戦報道を手掛かりに株価が上昇し、イスラエルのネタニヤフ首相が、親イラン民兵組織ヒズボラの武装解除を焦点としてレバノンとの直接交渉を行うと合意したことで、上げはさらに拡大した。
この日の欧州債市場では、ドイツ債が総じて下落。米・イラン協議を控え、トレーダーは欧州中央銀行(ECB)の利上げ観測を引き上げた。ドイツ30年債利回りは3.58%と、2011年以来の高水準を付けた。
スワップ動向によると、今月中のECBの利上げは8ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)と織り込まれ、前日の7bpから上昇した。年内では計62bpと想定されている。
英国債も安い。トレーダーはイングランド銀行(英中央銀行)による年内の利上げ見通しを一時9bp引き上げた。
4月10日の欧州マーケット概観(表はロンドン午後6時現在)
原題:European Stocks Extend Rally on Ukraine Talks; Raiffeisen Jumps
Bunds, Gilts Slide Ahead of US-Iran Talks: End-of-Day Curves
(抜粋)
--取材協力:Rose Henderson.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
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