今年1月から3月までのGDP=国内総生産の改定値が発表され、年率換算でマイナス0.2%に上方修正されました。

内閣府によりますと、今年1月から3月期のGDP=国内総生産の改定値は、物価変動の影響を除いた「実質」で前の3か月と比べて0%減、年率換算でマイナス0.2%となりました。

先月発表された1次速報の年率マイナス0.7%から0.5ポイント上方修正されました。

最新の統計を反映させた結果、外食サービスやゲーム・玩具などの消費が伸び、個人消費全体が前の期と比べ0.0%からプラス0.1%へと引き上げられました。

ただ、根強い節約志向を背景に、個人消費は依然として弱いままで、景気浮揚へは不透明感が漂っています。