香港で国家安全維持法に違反した罪に問われ、有罪判決を受けた「リンゴ日報」の創業者の情状酌量を検討する審理が始まりました。

中国政府に批判的な論調で知られた香港紙「リンゴ日報」の創業者・黎智英氏は、海外勢力と共謀し国の安全を脅かしたなどとして香港国家安全維持法に違反した罪などに問われ、先月、有罪判決を受けました。

きょうから量刑を言い渡す前の情状酌量を検討する審理が始まりました。

黎氏側はこれまでに体重が10キロ減少したなど健康状態の悪化を訴えてきましたが、香港メディアによりますと、きょうの審理で検察側は「健康状態は安定している」と主張したということです。

審理は4日間あり、その後、量刑が言い渡される見通しです。

香港国家安全維持法では、最高刑として終身刑が定められていて、民主派の重鎮とされる黎氏には厳しい量刑が言い渡されるとの見方があります。