米マイクロソフトと全米通信労組(CWA)は、同社のビデオゲーム子会社ゼニマックスの品質保証(QA)担当の従業員約300人を対象とした労働協約で暫定合意に達した。CWAが5月30日に発表した。

約2年に及ぶ交渉の末に合意に達したもので、マイクロソフトにとって初の米労働協約となる。ゼニマックスは「ジ・エルダー・スクロールズ」や「フォールアウト」など人気ゲームの開発スタジオ。

従業員は数週間以内に今回の合意について採決を行う予定。CWAによれば、昇給を巡る合意には、7月1日の一律13.5%引き上げも含まれる。また、恣意(しい)的な解雇からの保護、人工知能(AI)ツールの実施方法に関する条件なども盛り込まれた。

マイクロソフトは電子メールで「今回の暫定合意は大きな一歩前進であり、建設的な対話への共通のコミットメントと、ポジティブな職場環境の育成という共通の目標を反映している」とコメントした。

CWAは現在、マイクロソフトのゲーム従業員約2000人を代表する。

ゼニマックスの従業員ジェシー・リース氏は同組合からの電子メールで、今回の労働協約について「あらゆる場所のビデオゲームのプロフェッショナルに行動を起こすよう呼びかけるもの」だとし、「これらのゲームを作っているのはわれわれであり、公正な待遇の新基準を定めるのもわれわれだ」とコメントした。

原題:Microsoft Reaches an Agreement for First US Union Contract (1)(抜粋)

--取材協力:Dina Bass.

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