中国のスマートフォン大手、小米(シャオミ)が27日発表した1-3月(第1四半期)決算は、売上高が市場予想を上回った。主力のスマホ事業が伸び、電気自動車(EV)市場でも攻勢をかけている。

売上高は1113億元(約2兆2300億円)と、アナリスト予想平均(1090億元)を上回った。1-3月のEV「SU7」納車台数は7万5869台。

世界有数の自動車メーカーになることを目指している小米は昨年夏、米テスラや中国の比亜迪(BYD)などと激しい競争を繰り広げた。先週公開した初の電動スポーツタイプ多目的車(SUV)「YU7」は、早ければ7月にも市場投入する見通し。

中国のスマホ業界は出荷が増えており、政府の補助金政策が後押ししているもよう。小米の株価も3月の安値から持ち直し、ここ半年で90%近く上昇している。

原題:Xiaomi First-Quarter Sales Beat Estimates on EV, Phone Growth(抜粋)

--取材協力:Linda Lew、Debby Wu.

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