(ブルームバーグ):配車サービスの米ウーバー・テクノロジーズは、自動運転トラック技術を手がける米オーロラ・イノベーションの株式に交換可能なシニア債を10億ドル(約1470億円)相当発行する。
適格機関投資家を対象にゼロクーポン債として私募で販売する計画。償還期日は2028年5月15日。引受金融機関には最大1億5000万ドル分の追加購入オプションが付与される。販売完了は5月20日の予定。
発表資料によると、シニア債はオーロラの株式か現金、またはその両方に交換可能。オーロラ株式への初期転換価格は約8.5ドル。オーロラ株の13日終値は7.32ドルだった。
ブルームバーグの集計データによれば、ウーバーは昨年12月末時点でオーロラ株の約23%を保有していた。
オーロラは自動運転スタートアップの中では早期に株式公開した企業。リンクトインの共同創業者リード・ホフマン氏やジンガの創業者マーク・ピンカス氏らが率いる特別買収目的会社(SPAC)との合併により21年に株式上場を果たした。ウーバーは同社の筆頭株主で、4年間は株式を売却できない契約となっていた。
原題:Uber Offers $1 Billion of Exchangeable Bonds Tied to Aurora (1)(抜粋)
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