アメリカのトランプ政権との関税交渉をめぐり、武藤経済産業大臣はEV=電気自動車の充電方式「チャデモ」について「アメリカの障壁になっているなら、議題の俎上に載る」との認識を示しました。
アメリカのUSTR=通商代表部が3月に公表した報告書では、日本の自動車分野での非関税障壁として、チャデモなどのEVの充電インフラに言及していて、関税交渉で日本側が見直すかどうかが焦点となっています。
武藤 経済産業大臣
「基本的には私の認識だとアダプターをつければ使えるということであるが、そういうことがアメリカの障壁になっているということであれば、それも一つの議題の俎上には載ってくるのかなと思う」
武藤大臣は会見で、「今後精査をしていかなければならない話かと思っている」と指摘し、日米の関税交渉を担当する赤沢経済再生大臣のチームとも情報共有していく考えを示しました。
【労働規制緩和の“理想と現実“】エコノミスト・末廣徹/労働減らなかった「働き方改革」の前例/規制緩和で逆に「需要」が減る?/ディスインフレで日銀利上げの足かせにも【The Priority】