(ブルームバーグ):欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのカザークス・ラトビア中銀総裁は21日、米国が発表した関税措置が不確実性を高め、ユーロ圏経済の景気後退リスクを押し上げていると警告した。
カザークス氏はブログで「現在、景気後退は基本シナリオではない。しかし、地政学や世界貿易においてこれほど大規模な変化が起きれば、景気後退の可能性は高まる」と指摘した。
「残念ながら、世界経済における不確実性は高まっており、その主な要因は貿易戦争にある」とし、「これは貿易、消費、投資を阻害し、世界の経済成長を鈍化させている」とも記した。
原題:ECB’s Kazaks Warns Tariffs Raise Risk of Euro-Area Recession(抜粋)
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