損保業界3位の三井住友海上と4位のあいおいニッセイ同和が合併に向けた協議を始めることが分かりました。

関係者によりますと、三井住友海上火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険は合併にむけて協議を始めます。

両社は2010年に経営統合し、共同持ち株会社のMS&ADホールディングスの傘下に入っていましたが、2027年4月をめどに合併を目指します。

実現すれば、売上高は3兆円規模となり、東京海上日動火災保険をぬいて業界首位になります。

損保業界をめぐっては自然災害の増加により、保険金の支払いが増えるなど経営環境の厳しさが増していて、合併を通じて競争力を高める狙いです。