「見た目PDCA」で渋みのある大人を目指す
宮永氏は、メイクを含む身だしなみケアを長期的な視点で捉えることの重要性も強調する。
「鏡を見る回数を増やすっていうのが、見た目の自己投資に一番大切なことなんじゃないかと思っています」
この「見た目PDCA」を回すことで、年齢を重ねても「老い」ではなく「渋み」のある大人になれるという。
「毎日のPDCAを回して、もうちょっとここ修正した方がいいんじゃないかとか、ここのクマをどうにかできないかなみたいな、経年劣化を経年変化に変えて、渋みに変えていくっていうのが長期的にやっていく楽しみでもあるので、私は50代とか60代を迎えるのが楽しみなんですよ」
メンズメイクは新しいビジネススキル
メンズメイクは、単なる外見の改善以上の意味を持つ。それは、自己管理能力の表れであり、ビジネスにおける重要なコミュニケーションツールでもある。宮永氏の言葉を借りれば、「チート」であり「自己投資」なのだ。
ビジネスパーソンにとって、メイクは新しいスキルのひとつとなりつつある。
10分程度の投資で、より良い印象を与え、自信を持ってコミュニケーションを取ることができる。
さらに、長期的な視点でケアを続けることで、年齢を重ねても魅力的な「渋み」のある大人になることができる。
メンズメイクは、ビジネスの場で自分を最高の状態で表現するための、当たり前のツールになりつつある。