セブン&アイに巨額の買収提案をしているカナダ企業が初めて会見を開き、セブン側の対応を批判したうえで、買収の方針は変えない考えを強調しました。

クシュタール アラン・ブシャール会長
「(セブンと)幅広な案件の話し合いに至っていないことを残念に思っている」

クシュタール アレックス・ミラー社長
「今こそ合意の時が来ています」

世界で1万7000店近いコンビニを運営するカナダのアリマンタシォン・クシュタールは、買収を提案しているセブンについて「力を融合させられる戦略的特性がある」とアピール。

そのうえで、▼セブンの敵対的買収はせず、▼店舗や人員の削減もしないとして、改めて「提案の真摯な検討」を求めました。

業績不振のセブンは先週、社長交代と単独路線維持にむけた価値向上策を発表したばかりで、攻防は一段と激しくなっています。