フランスの高級ブランドグループ、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトンでは、主力のファッション部門の売上高がホリデーシーズンに減少した。需要低迷の影響が続いている。

27日の発表によれば、ファッション&レザーグッズ部門の実質ベースの売上高は10-12月(第4四半期)に3%減少。アナリスト予想は2.94%の減少だった。

高級ブランド各社は、新型コロナ禍後の急成長の反動による低迷からの回復に苦慮している。生活費の上昇や地政学的な不透明感が消費を抑制しているほか、大幅な値上げに対する消費者の反発も逆風となっている。

ショーウインドーに飾られた商品(パリのルイヴィトン店舗)

一方、カルティエを傘下に持つリシュモンのように、比較的底堅さを示している企業もある。不透明な局面では、流行のハンドバッグよりも、金のネックレスやブレスレットといった商品の方が価値の保存手段として適していると消費者に受け止められている。

LVMHは腕時計や宝飾品の分野での存在感は比較的小さいものの、同部門は10-12月期に予想を上回るパフォーマンスを示した。これがファッション・レザーグッズ部門の不振を補い、全体の売上高はわずかながら増加した。同社によると、10-12月はブルガリが特に好調だった。

実質ベースの売上高は米国、および中国を含む地域のいずれも1%増加し、アナリスト予想を上回った。一方で欧州は2%減、日本は5%減と、どちらも予想以上の落ち込みとなった。

ワイン・スピリッツ部門は売上高が減少。特にコニャック「ヘネシー」に対する需要の急減が重しとなっている。

原題:LVMH Sales of High-End Fashion and Handbags Continue to Struggle(抜粋)

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