米電気自動車(EV)メーカー、テスラは、人型汎用(はんよう)ロボット「オプティマス」を来年末までに一般向けに販売する可能性が高い。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が明らかにした。人型ロボットが同社の命運をますます左右するとの見通しを示した。

マスク氏は22日、スイス・ダボスの世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)で、テスラが一部のロボットを使い、工場内で単純作業を既に行っていると説明し、 2026年末までにオプティマスが「より複雑な作業」を行うようになると予想した。

テスラは「非常に高い信頼性と安全性、幅広い機能性に自信を持った」段階で、一般向け販売を開始する予定だと同氏は語った。

人型ロボットは、人工知能(AI)や自動運転車と並び、マスク氏がテスラの今後の中核と見なす事業分野であり、今回の発言は、将来のビジネスラインのより具体的なスケジュールを示すものだ。

現在の主力事業である自動車販売は、新鮮味を欠く製品ラインアップやEV購入の税額控除終了が影響し、2年連続で出荷台数が減少した。

マスク氏がロボット工学の将来について語る

マスク氏はオプティマスの可能性について頻繁に言及する一方、生産スケジュール・目標に関しては比較的曖昧な説明に終始してきた。2025年1月の決算発時のオンライン会見では、テスラが26年後半にオプティマスの他社への納入を開始するという「非常に大まかな予測」を示していた。

22日の米株市場で、テスラの株価は4.2%高で取引を終えた。

NYのナスダック・マーケットサイト前でキャンディーを配るオプティマス(2025年10月27日)

原題:Tesla to Sell Optimus Robots to Public Next Year, Musk Says (1)(抜粋)

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