(ブルームバーグ):米サンフランシスコ連銀のデーリー総裁は7日、企業間で高まりつつある不確実性が米経済の需要を減速させる可能性はあるものの、金利の変更は不要との考えを示した。
同総裁はサンフランシスコ地区の企業リーダーらが「経済および経済政策を取り巻く不確実性が高まっている」と伝えてきており、「不確実性が需要抑制の要因であることを経済リサーチは示すだろう」とビジネス向けSNSのリンクトインに投稿。
「市場からも幾つかのまちまちなシグナルを受け取っている」が、今月の連邦公開市場委員会(FOMC)で政策調整の必要はないと思うと指摘。
「FOMCは金利を適正水準に設定している。そして、経済が堅調であることを示す兆候が数多くある」と説明した。
デーリー総裁は「見出しやニュース速報、予測、市場の変動にいちいち」反応するのではなく、一歩引いて経済を検証することを支持するとコメントした。
原題:Fed’s Daly Sees Rates in ‘Good Place’ Amid Elevated Uncertainty(抜粋)
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