ポーランドでウクライナへの支援物資を運ぶ鉄道の線路が爆破された破壊工作について、ポーランド政府は「ロシアの情報機関に協力するウクライナ人2人が関与した」と明らかにしました。

ポーランドの首都ワルシャワと、ウクライナとの国境に近い東部ルブリンを結ぶ線路で16日に爆発があり、線路が損傷したほか、別の場所でも線路の破壊工作が疑われる事案が起きていました。

ポーランドのトゥスク首相は18日、「長年にわたってロシアの情報機関に協力するウクライナ人2人が事件に関与した」と明らかにしました。

2人は事件直後に隣国ベラルーシに出国したということです。

ポーランドの検察当局は「事件への関与を示す情報や映像がある」として、ロシアによるテロ行為の可能性についても捜査しています。