アメリカの議会下院は、性的虐待の罪に問われた富豪のエプスタイン元被告に関連する資料の公開を義務付ける法案を可決しました。
議会下院は18日、性的虐待をめぐるエプスタイン元被告に関する資料の公開を義務づける法案を賛成427票、反対1票で可決しました。
共和党のヒギンズ議員が反対票を投じました。
エプスタイン元被告をめぐっては今月、トランプ大統領が過去に被害者の女性と「何時間も過ごした」と元被告が言及したメールとされる文書が新たに公開されています。
資料の公開を求める声の広がりを受け、議会下院では野党・民主党に加えて与党・共和党の議員も賛成に回りました。
トランプ大統領はこれまで資料の公開に消極的な姿勢を示していましたが、17日には上院でも可決すれば法案に署名して資料の公開を認めると明言しています。
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