生命保険大手の明治安田生命は、およそ5000億円を投じ、イギリスの金融グループに出資した上でアメリカの個人保険事業を買収すると発表しました。
明治安田生命によりますと、イギリスの金融グループ大手「リーガル・アンド・ジェネラル」が傘下にもつアメリカの生命保険事業「バナーライフ」を買収することで合意しました。買収額はおよそ3500億円です。
さらに、リーガル・アンド・ジェネラルの株式も5%取得する予定で、投資額はあわせて5000億円規模にのぼる見通しです。
明治安田生命ではグループ全体に占める海外保険事業の割合を拡大させていて、2030年にはグループの保険の売り上げのうち、海外保険事業が25%ほど占めることを見込んでいます。
生命保険業界では少子高齢化などに伴う国内市場の縮小が課題で、海外の保険事業を買収する動きが相次いでいます。

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