北方領土の日のきょう、返還を求める全国大会が開かれ、石破総理はビデオメッセージで「北方領土問題が解決されていないことは遺憾だ」とし、問題を解決し、平和条約を締結するとの決意を表明しました。
石破総理
「今もなお、北方領土問題が解決されず、日本とロシアとの間に平和条約が締結されていないことは本当に残念であります。遺憾なことでございます」
きょう、「北方領土の日」にあわせて返還要求全国大会が都内で開催され、訪米中の石破総理はビデオメッセージを寄せました。
石破総理は、日ロ関係はロシアによるウクライナ侵攻により「依然として厳しい状況にある」としたうえで、「政府として北方四島の帰属問題を解決し、平和条約を締結するという方針を堅持する」と強調しました。また、元島民が先祖の墓参りをする「北方墓参」に重点を置き、ロシアに対し、事業再開を働きかける考えを示しました。
大会では、「日ロ両国間の関係改善と、平和条約締結に向けた交渉の再開を強く求める」などとする声明が採択されました。

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