(ブルームバーグ):7日の債券相場は下落。日米首脳会談で円安是正が議論されるとの思惑が浮上する中、日本銀行の追加利上げ観測が高まり、2年や5年の中期債利回りは2008年以来の高水準を更新した。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の大塚崇広シニア債券ストラテジストは、6日の田村日銀審議委員の講演はタカ派度合いが強まった上、日米首脳会談も意識され、日銀の利上げが警戒されていると指摘。「利上げが前倒しになると短中期債が弱くなり、相対的に影響が小さい超長期債は底堅くなる」とし、利回り曲線のフラット(平たん)を見込んだ取引が増えやすいと述べた。
日銀は定例の国債買い入れオペを通知した。対象は残存期間1年超3年以下、3年超5年以下、5年超10年以下で、買い入れ額はそれぞれ3000億円、3000億円、3250億円。オペは相場の一定の支えとなる一方、結果を見極めるムードも強い。
--取材協力:日高正裕.
もっと読むにはこちら bloomberg.co.jp
©2025 Bloomberg L.P.