5日の債券相場は下落が予想される。日本銀行が利上げを継続して行う姿勢を示していることが引き続き相場の重しになりそうだ。米国で求人件数の下振れを受けて長期金利が低下したことは相場の下支えとなる見込み。

三井住友トラスト・アセットマネジメントの稲留克俊シニアストラテジストは、小口の買いが先行した後、上値の重い相場展開とみる。米金利低下でも円債先物夜間取引は横ばいと地合いの弱さが残るとし、「市場では日銀の利上げを強く意識しており、6日の30年国債入札を前にした買いにくさも相場の重しになる」と述べた。

同氏の新発10年物国債利回りの予想レンジは1.27-1.285%(4日は1.275%で終了)、先物中心限月3月物は140円30銭-140円55銭(同140円45銭)。

先物夜間取引で3月物は4日の日中取引終値比変わらずの140円45銭で終えた。4日の米10年国債利回りは前営業日比4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低い4.51%程度に低下した。

4日の債券相場は日銀の継続的利上げへの警戒感が強まり、政策変更の影響を大きく受ける中長期債への売りが膨らんだ。新発2年国債利回りは一時0.74%、新発5年債利回りは0.925%とともに2008年以来、新発10年債利回りは1.275%と11年以来の高水準をそれぞれ付けた。

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