(ブルームバーグ):フジ・メディア・ホールディングス株の信用取引で、売り残が過去最高水準に膨れ上がっている。
日本取引所グループが4日に発表した銘柄別信用取引週末残高によると、フジHD株の1月31日時点の売り残は1103万500株と前の週から300万株以上増え、過去最高を更新した。一方、買い残は557万3000株で、同社の一連のスキャンダルが株式市場で問題視されて以降、初めて小幅に減少した。
売り残から買い残を差し引いたネットベースでも546万株の売り越しと、記録が残る2000年以降で過去最高水準となっている。ネットの売り越し株数は、ブルームバーグのデータに基づく同社浮動株の3.7%に達しており、TOPIX500指数構成銘柄の中で最も高い。
フジHD株は1月17日の最初の記者会見以降、多くのスポンサー企業の間でテレビコマーシャルを見合わせる動きが相次ぎ、厳しさが増す事業環境を背景に経営改革が進むとの見方から急騰。日中出来高も昨年の数十倍以上の高水準が続いている。
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