(ブルームバーグ):アジア時間3日早朝の外国為替市場で、ドルが主要10通貨の大半に対して上昇。トランプ大統領が週末、米国の主要貿易相手国であるカナダとメキシコ、中国に追加関税を賦課する大統領令に署名したことを受け、カナダ・ドルは対米ドルで2003年以来の安値を付けた。
カナダ・ドルは一時、1米ドル=1.4749カナダ・ドルと、03年4月以来の安値を付けた。
米国の関税に報復措置を講じると表明したメキシコの通貨ペソも急落。米ドルはペソに対し、一時2.4%高の1米ドル=21.181ペソと、2022年3月以来の高値を付けた。
ユーロとオーストラリア・ドルの下げも目立つ。円は対ドルで一時155円79銭までドル高・円安が進んだ。
ドイツ銀行の為替調査責任者ジョージ・サラベロス氏は「貿易戦争のリスクプレミアムを市場は構造的に、また大幅にリプライシングする必要がある」とリポートで指摘。
「この貿易ショックが続いた場合、カナダとメキシコには英国の欧州連合(EU)離脱時よりもずっと大きな経済的影響が及ぶと当社は考える。この両国は向こう数週間でリセッション(景気後退)に陥る可能性がある」と記した。
原題:Dollar Climbs on Trump Tariffs; CAD Hits 2003 Low: Inside G-10 、Mexican Peso Falls To Lowest Since 2022 in Post-Tariff Trading(抜粋)
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