(ブルームバーグ):31日の欧州債券市場では、前日に続きドイツ国債が買われた。ドイツ各州のインフレ率が落ち着いた数値を示し、同国が昨年10ー12月期にマイナス成長だったとのデータを受け、短期金融市場では欧州中央銀行(ECB)の追加金融緩和の見通しが強まった。
ドイツ10年債利回りは今週、12ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)と、11月最終週以来の大幅下落となった。
短期金融市場が織り込むECBの利下げ幅は拡大し、6月までに60bp、今年末までに計82bpとなった。30日時点では72bpだった。
イングランド銀行(英中央銀行)の利下げ観測が強まる中、英10年債利回りも12月以来最低の水準に押し下げられた。市場では、今年3回にわたり25bpずつの利下げが完全に織り込まれ、最初の利下げは来週にも実施されるとみられている。
欧州株は終値で過去最高値を記録。堅調な企業業績に加え、欧州が米国の即時関税の対象から除外されるのとの臆測が広がり、1月の月間上昇率はこの1年超で最高だった。
ストックス欧州600指数は0.1%上昇して取引を終了。同指数は6週続伸し、月間で6.3%上昇と、2023年11月以来の上げ幅となった。中国の人工知能(AI)スタートアップDeepSeek(ディープシーク)の登場で、エヌビディアなどAI関連銘柄の高い株価評価に疑問が生じた一方、割安株に注目が集まり、結果的に株価は上昇した。
1月31日の欧州マーケット概観(表はロンドン午後6時現在)
原題:Bund Rally Seals Best Week Since November: End-of-Day Curves、European Stocks Finish the Best Month Since 2023 at Record High
--取材協力:Sagarika Jaisinghani.もっと読むにはこちら bloomberg.co.jp
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