(ブルームバーグ):米ウォルト・ディズニーは広告付きストリーミングサービスの月間アクティブユーザー(MAU)が1億5700万人に達し、そのうち米国とカナダが1億1200万人を占めたと明らかにした。
この数字は「ディズニー+(プラス)」「Hulu(フールー)」「ESPN+」を合わせたMAUの過去6カ月の平均。広告付きコンテンツを10秒超継続して視聴した人をユーザーと定義している。
ディズニーのグローバル広告担当プレジデント、リタ・フェロ氏はラスベガスで開催中のテクノロジー見本市「CES」に関連した8日の発表文で、「われわれは世界の広告付きMAUの推定に用いる方法について、最初に業界に一段の透明性をもたらしたいと考えた」と説明した。
広告付きのストリーミングパッケージはコストを重視してCMの視聴を厭わない消費者から人気を博している。ディズニーによると、新規顧客の約60%が広告付きプランを選んでいるという。
一方、ネットフリックスは昨年11月、広告付きプランのMAUが7000万人と、5月時点の4000万人から2倍近く増えたと発表した。
原題:Disney Says 157 Million Viewers Seeing Ads on Streaming Services(抜粋)
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