(ブルームバーグ):米タイヤメーカー、グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバーは7日、住友ゴム工業に「ダンロップ」ブランドを現金7億100万ドル(約1100億円)で売却すると発表した。
ダンロップブランドを取得するとの報道を受け、住友ゴムの株価は一時4.6%上昇し、3.7%高で午前の取引を終了した。
グッドイヤーの発表によれば、欧州と北米、オセアニアでの消費者向けおよび商用、特殊タイヤのブランド事業運営に必要な無形資産と商標、関係する特定の知的財産から成るダンロップブランドを住友ゴムに売却する。
売却は規制・監督当局の承認を得て、一般的な条件を満たす必要があり、2025年半ばまでに完了する予定。借入金の圧縮のほか、トランスフォーメーションプラン「グッドイヤー・フォワード」に関係するイニシアチブの費用に売却代金を充てる。
ゴールドマン・サックスとバークレイズがファイナンシャルアドバイザー、法律事務所クリアリー・ゴットリーブ・スティーン・アンド・ハミルトンがグッドイヤーの法務アドバイザーを務めた。
原題:Goodyear Sells Dunlop Brand to Sumitomo Rubber for $701M (2)(抜粋)
(アドバイザーに関する情報を追加して更新します)
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