(ブルームバーグ):26日の債券相場は下落。2年債入札前の売りに加え、投資家の持ち高調整で値下がりしている。
三菱UFJアセットマネジメントの小口正之エグゼクティブ・ファンドマネジャーは「特段の材料がない中、ちょっとしたフローで下がっている」と語る。2年債入札も利回りが0.6%に近い方が投資家のニーズがあるはずなので、入札直前の調整売りが入っているのかもしれないという。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の鶴田啓介シニア債券ストラテジストは26日付のリポートで入札について、2年債利回りは低下余地が大きくなく魅力的とは言えない一方で、担保需要や海外勢の投資ニーズは一定程度見込まれるとし「やや低調ないし無難」な結果を予想した。

2年債入札
- 発行予定額は前回と同じ2兆6000億円程度
- SMBC日興証券の田未来シニア金利ストラテジスト
- 春闘がある程度分かるまで2年金利は横ばい圏で推移するだろう
- 担保需要の減少と参加者の少なさで弱めの結果を予想する
- 備考:2年利付国債の過去の入札結果(表)
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