フランスの高級ブランド、シャネルは経営体制の見直しを進める中、オランダの保険大手エイゴンの幹部を人事責任者に起用した。

シャネルはブルームバーグ・ニュースへの発表資料で、エリザベッタ・カルデラ氏(55)がグローバル人事・組織担当責任者に指名されたと明らかにした。クレール・イスナール氏(64)の後任で、来月から業務を開始するという。

カルデラ氏はロンドンを本拠とし、リーナ・ナイール最高経営責任者(CEO)の直属として、同社の経営陣に加わる。17年余りにわたりシャネルグループに在籍したイスナール氏は退職する。

カルデラ氏はエイゴンでグローバル最高人事責任者(CHRO)を4年余り務め、同社の経営委員会のメンバーでもあった。イタリア出身の同氏は、2021年にエイゴンに移籍するまで約17年間にわたり英通信大手ボーダフォン・グループでさまざまな人事関連ポストを歴任した。

シャネルでは古参幹部の退職が相次いでおり、英・オランダ系の消費財メーカー、ユニリーバの人事責任者だったナイールCEOの下で経営陣の刷新を進めている。

香水「N°5」で知られるシャネルは、アランとジェラールのヴェルテメール兄弟が所有する非公開企業。ブルームバーグ・ビリオネア指数によると、兄弟がそれぞれ推定約430億ドル(約6兆6600億円)の資産を持つ。

原題:Chanel Taps Aegon’s Top HR Executive for Luxury Company Role(抜粋)

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