米クルーズ船運航会社カーニバルの2025年見通しは、記録的な水準にあるクルーズ需要が年明け以降も継続するとの期待感を後押しする内容だった。

同社は20日、来年の調整後純利益が約23億ドル(約3600億円)となり、24年の水準を20%余り上回るとの予想を発表。アナリスト予想は23億6000万ドルだった。

旺盛なホリデー需要は今年、カーニバルの記録的な売上高をけん引し、その勢いは衰える兆しを見せていない。この時期における同社の翌年のクルーズ予約件数としては、他のどの比較可能な時期よりも多くなっている。供給が限られているため価格も上昇しており、需要は26年まで続いている。

ジョシュ・ワインスタイン最高経営責任者(CEO)は発表資料で、「25年のほぼ3分の2が既に予約済みとなっている。過去を上回る成長率で、力強い改善が続く1年となると期待している」と述べた。

この発表を受け、カーニバルの株価は20日、6.4%高で終了。クルーズ業界の他の銘柄も買われ、時価総額で業界最大のロイヤル・カリビアン・クルーズは3.3%高、ノルウェージャンクルーズライン・ホールディングスは5.9%高で取引を終えた。

カーニバル株は年初来から20日までに45%上昇。S&P500種株価指数の24%上昇を上回るパフォーマンスとなっている。

原題:Carnival Sees Profit Rising, Signaling Sustained Cruise Demand(抜粋)

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