2年前に始まったアップルとOpenAIの提携関係が暗礁に乗り上げていると、事情に詳しい関係者らが明らかにした。OpenAIは提携で期待していた利益を得られておらず、現在は法的措置を準備しているという。

関係者によると、OpenAIの弁護士は外部の法律事務所と連携し、正式に実行可能な複数の選択肢について積極的に検討を進めている。協議が非公開であるため、関係者は匿名を条件に語った。

その選択肢には、まずアップルに契約違反を通知することが含まれ、必ずしも直ちに訴訟を提起するわけではないという。OpenAIはここ数日、この問題への対応で外部の法律事務所を起用した。

OpenAIはチャットボット「ChatGPT」をアップルのソフトウエアに組み込む提携によって、より多くのユーザーが有料購読に誘導されると考えていた。また、より多くのアプリへの深い統合や、Siriアシスタント内での優先的な位置付けも期待していた。

しかし実際には、アップルの各オペレーティングシステムにおけるOpenAI技術の導入は限定的で、機能も見つけにくい状態にある。

Photographer: David Paul Morris/Bloomberg

匿名を条件に語ったOpenAIの幹部は「製品面ではわれわれはすべてをやってきた」と話した。「彼らはそうではない。さらに悪いことに、誠実な努力すらしていない」と続けた。

OpenAIとアップルの広報担当者はいずれもコメントを控えた。

原題:Apple-OpenAI Relationship Frays, Setting Up Possible Legal Fight(抜粋)

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