23日の東京株式相場は反発。米国で連邦準備制度理事会(FRB)が重視するインフレ指標が低い伸びにとどまり、利下げ期待が高まっている。米政府機関の閉鎖回避や半導体株高も好感され、電機や自動車など輸出関連、銀行が高い。

トヨタ自動車がTOPIXの上昇に最も寄与。 指数を構成する2125銘柄中1301銘柄が上昇し、727銘柄が下落。

20日に発表された11月の米個人消費支出(PCE)コア価格指数は前月比0.1%上昇と、低い伸びにとどまった。

東海東京インテリジェンス・ラボの平川昇二チーフグローバルストラテジストは、「PCEでインフレ低下が確認できた」とし、連邦準備制度理事会(FRB)が来年3月に再度利下げを行う可能性が高まっているとの見方を示した。利下げで米景気が刺激されることは日本株にとってもプラスと指摘した。

銀行株の上げも目立つ。ただ、SMBC信託銀行の山口真弘チーフマーケットアナリストは、日本銀行が利上げに慎重な姿勢を示していることが重しとなる可能性に言及した。25日には日銀の植田和男総裁が講演を行う予定。

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  • 東証33業種中29業種が上昇、輸送用機器が上昇率トップ、海運は下落率トップ
  • MSCIアジア太平洋指数は1%高

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