(ブルームバーグ):4日の東京株式相場は小幅に反落する見込み。米国市場では日本時間5日未明に予定されているパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言や、週末の雇用統計を見極めたい動きが見られ、国内でも様子見姿勢が高まり積極的な買いが入りづらい。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が安く、日本でも関連銘柄が売られやすい。
市場関係者の見方
東洋証券の大塚竜太ストラテジスト
- 積極的に買う材料に乏しいことに加えて、日経平均は年初から3番目に商いが多い価格帯である3万9500円に差し掛かっており、きょうは利益確定売りが出やすい
- SOX指数が安く、昨日の国内市場で買われていたことからも半導体関連株は売られやすい
- 韓国の尹錫悦大統領による戒厳令は解除されたこともあり、直接的に東京市場を揺らす話ではないだろう
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