(ブルームバーグ):石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成するOPECプラスは、供給拡大をさらに3カ月遅らせることで合意に向けた協議を進めている。参加国の代表らが明らかにした。
OPECプラスはここ1週間、供給拡大の延期について話し合いを続けている。当初の計画では、まず来月に生産量を1日当たり18万バレル引き上げる予定だった。差し迫る供給拡大は原油価格に重しとなっている。
協議が非公開だとして匿名を条件に述べた同代表らによると、一連の話し合いでは3カ月先送りが主な提案だが、これまでのところ反対意見は出てない。OPECプラスは5日にオンライン会合で計画を最終決定する見通しだ。
原題:OPEC+ Is Firming Up Deal for Three-Month Delay to Output Hike
(抜粋)
--取材協力:Nayla Razzouk.
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