米投資会社アポロ・グローバル・マネジメントの関連会社が、南フロリダの高級コンドミニアムの建設に3億700万ドル(約470億円)を融資した。

資金は不動産開発会社リレーテッドグループとデザーデベロップメントによるコンドミニアム「ローズウッド・レジデンス・ヒルズボロ・ビーチ」の開発プロジェクトに充てられる。総戸数92戸の同コンドミニアムは「ミリオネアズ・マイル」として知られるフロリダのビーチ沿いに位置し、プライベートヨット停泊用の桟橋11基を備える。

リレーテッドは南フロリダのさまざまなプロジェクトの資金調達を手掛けており、先週にはロックポイントおよびトゥー・ローズ・デベロップメントと共同で、バルハーバーのプロジェクト向け融資として4億2400万ドルを確保した。

不動産開発各社によると、ローズウッド・レジデンスの半分以上が契約済み。プロジェクトは2026年に完成予定で、開発にはウェルネスセンター、プール、テニスおよびピックルボール用コートなどの設備が含まれる。

リレーテッドのコンドミニアム部門プレジデント、ニック・ペレス氏は発表資料で「今回の資金調達は、ローズウッド・レジデンス・ヒルズボロ・ビーチの買い手需要に対する投資家の信頼を反映している」と述べた。

金融機関はフロリダ州の高級住宅需要の活用を模索している。不動産開発・投資会社ウィトコフ・グループとPPGデベロップメントは今月、マイアミ北部で計画中の別の高級住宅プロジェクト向けでJPモルガン・チェースとBDT&MSDパートナーズから融資を取り付けた。

原題:Apollo Backs Luxury Florida Condo Project on Millionaire’s Mile(抜粋)

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