(ブルームバーグ):欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は金利決定が予定されている政策会合の開始を早めることを提案した。事情に詳しい関係者が明らかにした。
関係者によると、来年1月から毎回ではないが定期的に、政策判断を下す会合を火曜日の夕食会から開始することを伝えるラガルド総裁の電子メールを政策委員らは最近受け取った。この問題は先週の政策会合でも議論され、好意的に受け止められたという。
現状では水曜日に開始され、木曜日の午後に政策判断が発表される。
火曜日の夕食会には要人のゲストが招かれ、第1回はフォンデアライエン欧州委員会委員長になる見通しだと、関係者は述べた。
ECB政策会合の日程をラガルド氏が変更したのはこれが初めてではない。政策会合は現在の定例では水曜日の朝に始まるが、水曜日は以前、必要に応じて臨時セミナーを入れるための予備日だった。
ECB報道官はコメントを控えた。
原題:Lagarde Invites ECB Fellows to Kick Off Policy Meetings Earlier(抜粋)
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