向き合う決意をするも… 周囲からは「わかってもらえない」

『わが子は障害者』。その事実に思い悩みながらも、とにかく走り出すことを決意したもっくんママ。もっくんの特性にあわせて日々、育児の工夫をしています。

もっくんママ
「たとえば、やってはいけない行動をしました。そのとき『駄目だよ』とか『やっちゃいけないよ』のみたいな注意は、敏感だから言わない方がいいっていうふうに言われてて」

『パニック』や『癇癪』を起こさないため、穏やかに語り掛けるなど工夫していますが、一般的な叱り方とは違うため周囲の理解が得られない現実もあるといいます。

もっくんママ
「『廊下は走ると危ないから歩こうね』っていう声をかけたりとか。そういう言い方が優しい感じになっちゃうから『なんであの親叱らないの』みたいな『もっと強く言えよ』っていう感じで誤解されるっていうか、わかってもらえないっていうか」

ーー障害があるってことを理解してもらうのは難しいですか?

「やっぱり、知らない方にとってみると、やっぱり普通の元気な男の子なので、理解はしてもらえないって感じが、今も続いてる感じです。ただの元気がいい、やんちゃな、どうしようもない、しつけのなってない子だな、っていうふうに見られてると思います」