銀行株が続伸。上昇に転じたTOPIX(東証株価指数)の上昇寄与度には、午前10時5分現在、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)と三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループの3メガ銀が上位3銘柄を占め、銀行業指数は一時6.7%上昇した。

MUFG株は一時7.5%高の1417円、三井住友FG株は9.6%高の8766円、みずほFGは6.7%高の2770円までそれぞれ上げた。

岩井コスモ証券の川崎朝映シニアアナリストは、前日の米金利が上昇したことに加え、直近の株価急落でMUFGの株価純資産倍率(PBR)が1倍を割り込み、0.7倍台にまで低下するなど「株価に割安感がある」と指摘。日本銀行の追加利上げによる業績拡大期待はプラスの材料になっていると述べた。

 

 

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