きょうの日経平均株価は一時700円以上値上がりしました。日本のマーケットの反応について東京証券取引所から中継です。
今後の市場の行方を左右するとみられていた日本とアメリカの中央銀行の会合が終わり、株式市場ではひとまずの安心感から買い注文がふくらんでいます。
午前の日経平均株価の終値は666円高い4万670円となりました。一時700円以上値上がりする場面もあり、およそ2週間ぶりに取引中の史上最高値を更新しましたが、背景にあるのは円安とアメリカの株高です。
おととい、日銀がマイナス金利を解除しましたが、追加利上げを急がない方針を示し、為替市場では円安傾向が続いています。
日本時間のきょう、アメリカの中央銀行による年内の利下げ方針の維持が伝わると少し値を戻しましたが、引き続き1ドル=150円台と円安水準にあることから、輸出関連の銘柄に買い注文が集まっています。
また、ニューヨーク市場でダウ平均株価が史上最高値を更新したことも追い風となっています。

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