一般のドライバーが自家用車を使ってお金をもらい客を送迎するライドシェア。

来月から限定的に解禁されますが、新たに参入した企業が秋から大阪で本格的なサービスを始めます。

青柳直樹 newmoCEO
「ライドシェア事業をですね、同じタクシー事業者の傘の中で展開してそこで新たなドライバーの担い手を開拓していきたい」

ライドシェアに参入するため、今年1月に設立された会社、「newmo」がきょう、具体的なサービス内容について発表しました。

大阪府内のタクシー会社と連携し、二種免許を持つタクシードライバーと普通免許を持って自家用車を使うライドシェアのドライバーを同じシステム上で管理するとしています。

利用者はアプリ上でタクシーかライドシェアか選ぶことができます。

この会社では、ライドシェアを行うにあたり、ドライバーの交通事故の履歴や健康状態などを確認するほか、車両の管理を行うシステムをつくります。

運転手不足が言われる中で安全運転講習や緊急時のサポート体制も充実させるなど働きやすくして、女性や若者なども広くライドシェアの担い手として獲得したい考えです。

その上で、今年秋から万博を控えた大阪府内でサービスを始めたいとしています。

大阪府 吉村洋文知事
「課題をある意味、万博で先取りをして、そしてこの柔軟で自由な移動をぜひ実現してもらいたい」

2025年には全国で展開する予定だということです。