11月のアメリカ大統領選挙に向け、実業家のイーロン・マスク氏は自身のSNSで「どちらの候補にも献金しない」と表明しました。
アメリカの「ニューヨークタイムズ」紙は5日、関係者の話として、トランプ氏の陣営が11月の本選挙に向けて選挙資金の補強を模索する中、共和党の大口献金者が同席する場でトランプ氏とマスク氏が3日に面会していたと伝えていました。
これに対しマスク氏は6日、自身のSNSを更新し「大統領候補のどちらに対しても献金するつもりはない、と明確にしておきたい」と投稿しました。しかし、実際に面会したかどうかについては触れませんでした。
マスク氏は2022年の中間選挙で、無党派層に対し共和党に投票するよう呼びかけていたほか、最近では大統領選に向けて争点となっている移民問題について、SNS上で頻繁に民主党・バイデン政権の国境対策を批判していて、その動向が注目されていました。

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