きのう、日経平均株価は大幅に上昇し史上初の「4万円」まで、あと10円に迫る場面もありました。
岩井コスモ証券の担当者
「やっぱり半導体が上げてますね、先週の最高値つけたときと全く同じで」
前日ニューヨーク市場で株価が上昇した流れを引き継ぎ、きのうの東京市場も半導体関連株を中心に全面高となり、証券会社では4万円到達を期待してクラッカーが準備されました。そして取引終了の10分前には…
記者
「大台の4万円まで、10円を切りました」
しかし結局、4万円を目前に利益を確定する売りも出て、きのうの終値は前の日より744円高い3万9910円で、大台の4万円は来週以降に持ち越しとなりました。
ただ、日経平均は今年に入ってから6000円以上も値上がり。市場関係者からは「スピード違反とも言える急上昇に警戒感も漂っている」という声もあがっていて、来週予定されている日米中央銀行トップの発言や経済指標の結果が相場のカギを握りそうです。

2日連続で最高値更新 日経平均株価が終値4万5630円で取引終える 米・オープンAIの大型投資に伴う半導体関連株が相場下支え