仕事や学校などで培った技能を、全国の仲間と競います。9月に愛知県で開かれる技能五輪と、障害者技能競技大会の結団式が11日、山口県庁であり、選手らが健闘を誓いました。
県代表で出場するのは技能五輪の11職種21人と、障害者技能競技大会、通称「アビリンピック」の8種目8人です。
結団式では村岡知事から、団長を務める県職業能力開発協会の中谷信夫専務理事に団旗が手渡されました。
村岡知事は「皆さんの活躍が技能を大切に考える気運を高め、障害者の就労へ理解を広げることにつながります」と、激励しました。
電気溶接で出場する岩本遙斗さんと、パソコンデータ入力で出場する柳綺佳さんが選手宣誓をしました。
今年は全国から、技能五輪とアビリンピックあわせておよそ1500人が出場します。
アビリンピック ワード・プロセッサに出場 武居隼矢さん
「自分の好きなことを突き詰めたなって感じ。自分の実力を出せるように頑張りたいと思います」
技能五輪 日本料理に出場 矢田栞菜さん/野田真央さん
「私は将来料理人を目指しているので、大会に出場して競技を頑張ることはもちろんですけど、ほかの選手の盛りつけなども見て勉強してきたいと思います」
大会はそれぞれ17日から愛知県で開会します。