12月2日に従来の健康保険証から「マイナ保険証」に切り替わります。

トラブルが多いとして山口県保険医協会が27日、県庁で会見を開き併用の必要性を訴えました。

従来の健康保険証の有効期限は12月1日で、2日からはマイナ保険証に切り替わります。

協会が県内の医療機関を対象に調査したところ、窓口で保険証の情報を確認する際に文字化けやカードリーダーの接続不良などのトラブルがあったという回答が7割を超えました。

山口県保険医協会 阿部政則会長
「相変わらずトラブル多いし、マイナ保険証で確認できないことも多い。マイナ保険証と保険証、どちらでも使えるようにしてほしい」

また、医師が処方するうち市販薬と同じ効能などがある「OTC類似薬」について、国で患者負担を増やすことが検討されていることに対しては「治療を中止する患者が出る」「国民皆保険制度の崩壊」などとして、中止を求めています。