地域住民の協力で夕食づくり

宿からの景色を見て少し休憩すると、「暮らしの体験」の始まり。地元の食材を使った料理に挑戦します。夕食作りには地域の人も参加します。山平を始めた当初、田代さんは体験プログラムもして、食事も一緒に作って、という大変さに限界を感じていたといいます。
田代さん
「ちょっと弱音を地域の人に話したら、それだったら一緒にごはん作るとか、協力できることは協力するよって言ってくれたのもあって」
開業にあたり、さまざまな場面で地域の人が協力してくれました。
田代さん
「足りない備品とか、お皿とか、お布団とか、あるのを使っていいよとか、あとは大家さんもとても協力的で」
1時間ほどかけてホウレンソウの白あえなどができあがりました。

田代さん「味はどう?」
外国人旅行客(カナダから)「すごくいいよ」
地域の人
「元気が出る。こういう場所に外国人さんが来られて、ここの料理を食べていただくのは私も楽しい」
この日は、山平の大家さん・中野さんも訪れ、みんなで食卓を囲みます。

「山平」の家主・中野幸郎さん
「みなさんと一緒に歓迎してくださるところがすごくありがたくて。地域の人と一緒にっていうのが、やっぱり大きな要素ですね」
食後のデザートには、3人の住む地域で人気のスイーツを。田代さんが3人に教わりながら一緒に作りました。
外国人客
「家族や隣人が集まって一緒に料理することはあるが、海外で地域の人と一緒に料理をするのは初めて。すばらしい経験でした」













