山口県山口市吉敷地区でクマの目撃情報が相次いだことを受け、市は14日までを対策強化期間としていましたが、痕跡が見つからなかったため延長せずに終了することにしました。

山口市の吉敷地区では先月23日から28日にかけ、良城小学校の近くなどでクマの目撃情報が相次ぎ、警察に5件の通報が寄せられました。

市は人や農作物への被害を防ぐため、先月31日から14日までを「クマ対策強化期間」として警戒を強めていました。広報車で地区内を巡回し、チラシを配るなどして住民に注意を呼びかけましたが、クマの痕跡が見つからなかったため期間を延長せずに終了することにしたということです。

なお、12日の維新みらいふスタジアム付近での目撃情報など2件について市は調査の結果、クマの可能性は低いとしています。