竹内英明元兵庫県議に対する名誉毀損の疑いで、NHK党の立花孝志容疑者が逮捕されました。背景には、竹内さんを亡くしたばかりの妻が行った刑事告訴がありました。おびただしい誹謗中傷を受け、苦悩と葛藤を抱えながらの日々を追いました。
「私しかいないと思った」残された妻の覚悟

記者
「立花容疑者を乗せた車が兵庫県警本部から出てきました」
11月9日、「NHK党」の党首・立花孝志容疑者が逮捕された。容疑は2025年1月に亡くなった竹内英明 元兵庫県議会議員への名誉毀損だ。
立花容疑者が竹内さんの生前、そして死後にも行った発言が、名誉を毀損したとされている。その発言は…

NHK党・立花孝志容疑者(2024年12月13日 竹内元県議の生前)
「竹内議員はめっちゃやばいね。警察の取り締まりを受けているのは、たぶん間違いない」
立花孝志容疑者(1月19日 竹内元県議の死後)
「竹内元県議会議員、どうも明日逮捕される予定だったそうです」
当初、立花容疑者側は「発言には根拠があり真実相当性がある」などと主張していたが、その後「真実相当性を争わない方針」に転じた。
逮捕は、2人の子どもとともに残された竹内さんの妻による刑事告訴を受けたものだ。
苦悩と葛藤を抱えながらの決断。2025年8月、会見に向かう道中では…
竹内英明 元県議の妻
「正直、今も帰りたい。人前に出て話をするなんていうことが怖い」
__どんな思いから、勇気を振り絞って(刑事告訴に)一歩踏み出したのか?

竹内英明 元県議の妻
「主人の代わりに声を上げられるのが、私しかいないと思ったから。今やらなかったら、このままずっと抱えて生きていかないといけない思ったら…」
夫の死から約10か月。その姿を追った。














